学生ローンで得られる利益とは?
学生ローンでお金を借りると、当然利息が掛かり、得られるものなんてあるのか?
そう思いがちでだが、ほしいものを先に手に入れる事ができる、あるいは、本来資金不足で行けるはずのない旅行に行けるという利益を得られる。
これを、俗に「時間を買う」とも言われるが、利息とはそういうものである。
例えば、突然の出費をともなうイベントやトラブルがあった場合、すぐにお金を用意しなくてはならない。
しかし、バイトで稼いでいる時間はない。
そういう時に、学生ローンなどで金を借りて、返済はバイトで無理のない範囲内で返済していく。
これが借りる者にとって「得られるもの」となるのだ。
学生ローンで得られる利益は、他にもまだある。
例えば、アパートの家賃が長期滞納し、今月払えなければいよいよ追い出される可能性がある局面だ。
学生ローンで借りて家賃を支払えば、とりあえず家を失う危険から解放される。
つまり、家を確保する利益を得るのである。
学費なども同様の事が言えよう。
今月中に学費を納めなければ、退学処分という局面だ。
学生ローンで借りるという選択肢がないと、必然的に退学の道を選ばざるを得ない。
しかし、学生ローンで借りる事によって、退学を免れる利益を得る事ができる。
どうしても行きたいお気に入りのアーティストのコンサート
これもお金がないと諦めるしかないが、学生ローンで借りる事によって、諦めずに済むという利益を得られる。
他では、公共料金の支払い滞納は深刻な問題だろう。
滞納が長期にわたり、止められたら一大事である。
水道は命にかかわるので相当の時間的余裕があるが、ガスや電気は容赦なく止められる。
これらも、お金を借りる事で解決する事ができるのである。
もちろん、経済的困窮をなんとかしなければ、一時凌ぎになってしまう可能性も否定できないが、それでも時間稼ぎはできるのだ。
その間にアルバイトを増やすなり、いろいろと対策を練る時間ができる事は大きい。
学生ローンでお金を借りるという行為は、どうしてもダークなイメージが付きまとうが、ここで紹介したように学生ローンによって助けられるケースもあるのだ。
たすからない事が助かるケースもあるというわけだ。
しかし、だからといってやたらむやにに借りて良いというものではない。
無意味なものや無駄遣いはご法度である。
借りたお金を何に使うのか、それは、借りてまで必要な事なのか、この辺をしっかりと確かめた上で利用すると良いだろう。