学生ローンは何を基準に選ぶか
学生ローンでやりがちなミスについて少し書いてみたいと思う。
学生ローンでは金利や返済方法、その他様々な条件が、会社によってルールが異なる。
まず金利だが、会社によって異なるし、商品やキャンペーンによっても異なる。
また、友人の紹介まどでも安くなったりするし、その辺はよく見極めて申し込むべきだろう。
例えば、女性で学生さんであれば、一部の業者で「レディースローン」を扱っており、他社と比較しても結構な低金利で利用ができる。
他にも目的別ローンでは、低金利・高限度額で優遇されるものもある。
これらの特権が使える場合は、大いに活用するべきだろう。
残念ながら、特権の利用ができない人は、通常金利が安い会社を選ぶと良いだろう。
ただし、会社選びは金利だけでなく、他のサービスにも目を向けた方が良い。
例えば、延滞利息の適用に学生ローン各社でバラつきがあり、本来の支払日よりも3日とか7日過ぎた場合に延滞となる。
中には、サービス期間が全くない業者もあるので注意が必要だ。
たかが3日とか7日と思うかもしれないが、この僅かな差で延滞利息となってしまうケースは非常に多いのだ。
さらに、インターネットを利用して自分の残高を調べたり、専用のATMカードで365日キャッシングのサービスを受けられる会社もある。
利便性と金利を量りにかけ、どちらが有利かを判断すると良いだろう。
因みに、学生ローンで最も多く使われる金利で比較すると、以下のようになる。
実質年率18.0%の30日あたりの利息
10万円・・1,500円
20万円・・3,000円
実質年率17.0%の30日あたりの利息
10万円・・1,460円
20万円・・2,920円
ご覧のとおり、10万円だと1ヶ月あたりわずか40円、20万円でもわずか80円の差である。
これを大きいと取るか小さいと取るかは人それぞれだと思うが、例えば1ヶ月40円とか80円でネットの残高確認ができたり、365日使えるATMが利用できると考えれば、そう高いものではない。
そこに延滞日数のサービス日数の違いなどが加われば、単に金利だけで判断する事がいかに無意味な事かがわかるだろう。
ここまでザックリと、どの学生ローンで借りれば良いのか、そのポイントを書いてみたが、ご理解頂けただろうか?